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『ラミーのすべて』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862120261
http://assiston.co.jp/?item=1249
P77 ベルリンの壁の意外な薄さ
写真あり。
まだ「はまぞう」に見あたらない。
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2007.01.28追記
ラミーのすべて―デザインプロダクトとしての筆記具 (シリーズ知・静・遊・具)
◆「合衆国」と「合州国」
・「“合州国と書くべき”はおかしい」
・P24
・ユナイテッド・ステイツを「合衆国」と訳したのは、日本より中国のほうがさきであった。
・1844年
・マカオに在住したドイツ人宣教師カール・ギュツラフによる訳語。
◆「全然」の肯定表現 P44
◆「初老」 P123
・「四〇歳の異称」
> しかし、どこから見てももう立派に老人の仲間入りをしている人を「初老」と称するのは、どうもわたしにはピンとこない。
> 男なら、鬢にまじる数茎の白いものにそこはかとない悲哀を感ずる、女なら、鏡をのぞいて目尻のこまかい皺にハッと胸とどろく----それが「初老」というものではござんせんか、とやはりわたしは思うのである。
◆「学問に王道なし」の「王道」 P264
> アジア古代史専攻で国士舘大学教授の川又正智さんがお手紙をくださった。ユークリッドが言った「王様の道」は、アカイメネス朝ペルシャのハイウェイで、そこから「速く行くことのできる道、楽に行ける道」の意が出てきたそうです。
(たぶん入手不能)
◆文字について P10
> もう一つ,絶対につくって欲しくないのが,若者たちに迎合したとしか思えぬ丸文字や,稚拙さを装って本当に稚拙な素人風の書き文字である。大衆のための印刷書体だからこそ,印刷のプロのために,プロの手によってデザインされた文字でなければならない。アマにデザインさせた文字を、ゼニをとってプロに売るのはプロのすることではない。
→これは写研のナールや、ルリール・イクール・エツールを念頭に置いた批判?
印刷学会出版部
http://www.rinrokaku.jp/shop/detail.cgi?file=s.2&no=22 とか。
著者:鈴木敏夫:
大正4年生まれ。朝日新聞東京本社→ジャワ特派員→ベトナムで1年抑留→主婦と生活・丹頂書房・トツパン各編集長→読売新聞社。その間に:日本雑誌協会著作権委員長、文化庁著作権審議会専門委員など
・号数活字の系統図 P413
・新号数活字の表 P422
・ベントン彫刻機 P426
・モノタイプ P427
・新聞活字 P430
・欧文のファミリー構造、ライン P433
・写真植字機の図解 P437
・文選工と植字工のスピード P449
> ところで植字工の作業スピードですが、文選工が一人で一日に一〇ページ拾うとすれば、その拾われた活字を引継いだ植字工は、大体その倍くらいのページ数を植字します。ですから文選工二人に植字工一人といったコンビでしごとをしてくれれば、そのチームだけでB6判本文9ポの本を、一日二〇~三〇ページはまとめられる。
・写真版との結合
「図版」が文字通り「図・版」(文字組版とは別版)だった時代の話:P460
・原価計算と採算 P231~
・明朝体と筆おさえ P404
>しかしこのアクセントが強すぎるといや味になりがちなので、近ごろはウロコ・筆おさえ、いずれも控えめのおとなしいものが喜ばれ、筆おさえの全くない明朝体も現われはじめました。
・明朝体の太さ P405
>戦争直後から急激に変わりだし、おそろしく細めの明朝体が流行しだしました。(中略)
> しかし細め明朝の流行は、実はこれは流行というよりも、必要やむを得ざるためのものでした。というのは、終戦直後にはいい紙がきわめて少なく、ほとんどの印刷物が、仙花紙(泉貨紙とも書く)と称する、表面のザラザラした粗悪な紙でつくられたからです。
> デコボコだらけの質の悪い紙に肉太の活字で印刷したのでは、文字がつぶれてしまって、読めたものではありません。いきおい活字は細め細めにやせ細っていき、極細などという、タテ・ヨコの線の太さの、あまり違わないものが要求された、というのが真相なのです。
> しかし最近は、アート紙や上質紙など質のよい紙も楽に入手できるようになり、こういう表面のつるつるした紙に、細すぎる活字で刷ったのでは、全体に白っぽくなりすぎ、ひょろひょろした漢字の、たよりないものしか刷れませんので、ふたたび活字は太りはじめ、目下のところは中細が全盛です。
・その他の書体について P406
>丸ゴシック……角ゴシの角を丸くしただけで、角ゴシよりもやわらかい感じを与えるためにつくられたもので、電話番号の表記などによく使われますが、どうも感じが古くさい。この活字をそろえている印刷所は少ないようです。
>アンチック……この字体には片カナとひらがなしかなく、漢字とまぜて使う場合には、漢字は角ゴシになるので、あまり調和がよくありません。太めの筆写体といったところですが、読みやすいので、子どもの絵本などに多くもちいられます。
・活字の大きさと名称(図解) ゲタとかネッキとか。 P411
<>は大なり小なりの数学記号ではないでせうか。
<><>‹›
で全部違ひます。Unicodeの表によると左からFullwidth Less-Than Sign, Fullwidth Greater-Than Sign, Less-Than Sign, Greater-Than Sign, Single Left-Pointing Angle Quotation Mark=Left Pointing Single Guillemet, Single Right-Pointing Angle Quotation Mark=Right Pointing Single Guillemetとあります。
そしてギュメとPointingAngle(←この名前もよく知らなかった)は(少なくともUnicode上では)同一なのですね。ありがとうございます。
「Fullwidth」というのは「全角」、なわけですか?